指導員紹介

本部(関西支部)職員
本部(関西支部)職員

担当職員から一言

私は、担当させて頂いている技能実習生たちに良く言います。

「日本の技能実習制度に参加し、3年間働いて300万円貯めました。それはすごく大切なことだし、そのお金で親や家族のために家を改修し、待たせていた彼女と結婚し、盛大な式も出来るかもしれません。」

「でも、お金は使ってしまえば無くなってしまいます。しかし、その後も人生は続きます。」

「その点、日本語を勉強し、仕事や技術のことを勉強し、自分のスキルを高めれば、それは使っても無くなるどころか益々光り輝き、あなたの人生を豊かにするよ」って。

今回のパンデミックにより世界中に張り巡らされたグローバルなチェーンは分断され、世界経済は数年の後退を余儀なくされるでしょう。

グテーレス事務総長でさえ、国連が掲げたSGD’sの2030年までの目標達成がますます困難となったとの談話を発表しています。

しかしながら、だからと言ってSGD’sが掲げる目標が変わるわけではありません。

困難に立ち向かい、それを達成するためにも、全ての若者に道を開くチャンスと、教育の機会。そして自分を高める機会を提供していく。

当組合の活動を通して、その一助となれればと思います。



関東支部職員
関東支部職員

担当職員から一言

関東エリアを中心に受入先企業様と外国人技能実習生の担当をしています。担当している技能実習生と接して感じることは、夢と希望を持って日本に来ており、意欲的で熱心な方ばかりのように思います。しかしながら、見知らぬ土地で生活するだけでなく、文化も言語も違う中で技能実習を行うことは大きな不安もあり、大変なことだと思います。そのため、それを支えるサポートはとても重要になります。多くの技能実習生がいる中で、それぞれ個性があり、習得していくスピードや悩みも違うため、個々に合わせたより良いサポートを模索し、それができるよう心がけています。

巡回訪問で技能実習生の素直でひた向きな姿や笑顔で取り組む姿をみられるだけでなく、時間を重ねていくなかで、どんどん成長していく技能実習生の姿を見られることは私自身とてもうれしいことです。今後も信頼関係を大切にし、寄り添っていけるように努めていきたいと思っています。

SDGs達成に向けての取り組みとともに、各技能実習生が日本でしっかりと技能を身につけ、自らの明るい未来につなげられるよう、さらには技能実習生らの母国の発展につながっていくことを切に願っています。



札幌営業所所長
札幌営業所所長

担当職員から一言

2017年11月、外国人技能実習法が施行されました。これまでの技能実習制度から、より国際貢献の意味を深め、日本の技能を海外の若い方へ身につけてもらい、自国の発展に寄与してもらう事がねらいです。

日本の高齢化率は、世界第一位(2019年 28.4%)であり、高齢者の健康と福祉、介護は重要な課題です。同時に、欧米の他、豊かな繁栄をみるアジア諸国も、日本と同様に近い将来、「介護」を必要とする人は増つづけるでしょう。

このように、同年、技能実習の職種に「介護」が追加されました。 日本がこれまで培ってきた世界に通じる「介護」を多くの若者に学んでもらいたい。学生は日本人職員と共に、高齢者や障がい者へ「尊厳のある介護」「自己決定」「自立支援」「目的と根拠のある介護」を学ぶ機会を得ることができました。人としての優しさ、思いやり、相手の事を考える姿勢は、国を問いません。「人としての感性・知識・技術」を磨くことが重要です。

介護技能実習生は、経験を有し、学生のやる気次第で、介護福祉士実務者研修、介護福祉士国家試験にチャレンジできます。介護福祉士に合格すると在留資格は「技能実習」から「介護」になり、永く日本でプロとして活躍ができます。

SDGSが目指す、「質の高い教育」「すべての人の健康と福祉」は、正に介護の実践者として、日本国内もとより、日本で学んだ知識・技術を母国、世界中で活かすことが出来ます。 福祉はWellbeingの追求、「人としての幸福」を目指すものです。 それには、かかわりの基本である「コミュニケーション技法」「日本語」「生活文化の理解」「質の高い介護教育」を継続・生涯的に学習する事が必要です。 ご利用者一人ひとりに寄り添うケアができるよう、私達職員もこれまでの現場教育経験を活かし、学生と介護事業所様を温かくサポートできる組合を目指していきたいと考えています。



外国人職員
外国人職員

担当職員から一言

実習生の通訳や生活サポート、企業様や送り出し機関との連絡・調整を行っています。
技能実習生に対して、目先の管理だけではなく、常に実習終了後の将来を考えて接するよう心掛けています。実習先に問題なくお仕事をされていて日本語も上手になって来た実習生たちの姿を見ると、とてもうれしく思います。私の目標は、実習生の夢が叶うようサポートしながら、自分ができることを続けることです。

最後に、技能実習生が将来の夢を実現出来るように技能実習の基本理念に基づいて支えてくれている会社に対して、外国人社員である私からあらためて心から感謝を申し上げます。